取り組みの様子

校内にICT活用が少しずつ導入されていく様子を紹介しています。平成27年9月3日がスタートです。タブレットPCが入っていなかった学校に10台程度導入されることでどのような進展を見せるか、ご紹介します。

◆9月3日(木)  昨日の機器使用の講習を受けて、さっそく活用を始めました。最初の段階は、指導する先生たちが抵抗なく使えるようになること。研究テーマの研究だけでなく、「まず慣れる」ことを目的に、自分なりに使いやすい活用方法で積極的に使っていくこととしました。子供たちは、先生よりも抵抗なく、どんどん使っていきます。
活動例 4年 学級活動 夏休みの作品紹介
児童は初めて授業でタブレットに触れる。見せたいこと、強調したいことを意識して画面操作をしながら発表をする。
 
子供が自分でタブレットを操作して画像を動かしたりズームアップして説明するのは視覚的に見やすく効果的だった。
 子供たちは最初はおそるおそるだが、すぐに大胆に操作した。
 初めての取り組みのため児童の興味・関心は高かったが、使用を続ける内に、今後使用するのがあたりまえになるだろう



◆9月4日(金) 機器の接続が上手くできないことは、教員にとって授業開始時の大きな不安です。また、ワイファイ環境の脆弱性も機器の使用をためらわせる一因です。今日は予定していた授業直前に接続コードが見当たらず、使用を断念したクラスがありました。授業後に発見されましたが、短時間での機器の移動は、教員を慌てさせます。しかし、4〜6年の教員の間では、さっそく機器の使用の争奪戦。積極的な姿勢が見られます。教員の姿勢は、やがて子どもに反映されます。
活動例 4年 理科 人の体のつくりと運動
単元の導入として、手の骨の予想図を画用紙に描かせ、代表的な予想図をタブレットで撮影、大型モニターで提示しながら本人に説明させた。骨格表示をソフトを活用し、実際の様子を紹介。次時は実際の骨格標本を使用してより理解を深めていく。
 
画用紙であっても描いた予想図では小さすぎて全員で見るのは難しい。拡大して見られるのはICT機器の利点。骨格提示ソフトは児童の興味を引いた。360度いろいろな角度から見られ、拡大も自由にできるため、実際の骨格標本とは違ったわかりやすさがあった。



活動例 6年 学級活動 夏休みの作品紹介
児童は今まで実物投影機を使用して、プレゼンテーションをしてきた。今回実物投影機の替わりに初めてタブレットを使用したが、操作感がつかめず苦労していた。
 
撮った写真でなく、実物をその場で見せるには、専用の実物投影機の方が使いやすいようだ。ただし、今後操作感に慣れることや、特性の違い(壁新聞の投影も可能)を理解して使いこなしていくことで、タブレットPCを効果的に使いこなしていくだろう。


◆9月11日(金) 
活動例 4年 理科  人の体のつくりと運動
骨格模型と実際の写真の二事象を比較して画面に映し、その違いを確認、説明する授業です。初めての操作で、まだ慣れない子が多かったため、この時間内では全員が発表には至りませんでした。それでも、新しいことにどんどんチャレンジしていく児童の柔軟性には圧倒されます。


◆9月17日(木) 
活動例 5年 社会科 
稲の観察
稲の観察。タブレットPCのカメラ機能を使ってみました。班に一台渡して、一人一回シャッターを切ってきました。教室に戻って、写真を見て観察カードに記録をしました。その場に残って観察してもいいのですが、教室で落ち着いて観察記録を核には都合がいいです。これが4月にあれば、ずっと写真で稲の生長記録が残せたのですが・・・。タブレットPCの活用方法も現在模索中です。タブレットPCをテレビにつないで、NHKの番組配信を利用して10分ほど稲作の番組を視聴しました。今まではパソコンをもっていっていたので、準備はすこし楽です。そのあと、班に一台配って使ってみました。観察カードを書く時間は個人差が多いので、一か所で全員に指導できるのはメリットと言えるかもしれません。一人一台で年間通せるなら、電子データで観察記録を残したいところです。


活動例 5年 国語 漢字クイズにチャレンジ

子どもたちが考えてきた問題をタブレットに書いてもらって、先生機に送信。それを各班のタブレットに配信。1分間は自力で考えて紙のノートに答えを記入。(そうしないと誰か一人が考えて終わってしまうから。)その後、相談してタブレットに回答を入力。その後先生機に「送信(提出)」先生機で採点して、タブレット上で返却しました。
使い勝手は・・・?
子どもたちはすぐにタブレットで解答して採点をもらうという作業をマスターしました。率直な感想を言えば、この手法で漢字クイズを行った場合、グループに1台という制限は大変不便でした。
1 一人一人の解答の速度に合わせられない。
2 相談して使うので、問題数が限られてしまう。(授業のテンポも悪い)量的に1/3も進まない。(今回は、漢字クイズという遊びの要素が強いので良いけれど)
3 「タブレットが起動しない」「無線LANの接続が遅い」などの問題が発生すると、肝心の学習に集中できない。今回は1つの班でうまく接続がいかないとのことですぐ違うタブレットと交換した。(班の数より1台多めに持って行ったのでできた。たまたま。故障ではなかった。)
 1と2については、担任と子どもが、「今使っているソフトの特性に慣れる」ことと「授業自体の組み立てを吟味する」ことで多少改善できるかもしれません。

タブレットのメリットは?
大画面上で情報をリアルタイムで共有できる良さがあります。ノートに書いたことをタブレットで撮影して送信すれば、大画面にノートを写して、その子に説明させるなどが容易にできます。今までだと、黒板やミニホワイトボードにもう一度書いてもらったり、ノートを実物投影機に映したりといったことをしていました。
ノートパソコンよりも軽く、子供でも扱いやすいということです。 キーボード入力ができなくてもタッチパネルで操作できるタブレットPCは現代っ子には手慣れたものです。スマホや携帯ゲーム機でタッチパネルは子供にとってマウスやキーボードよりもはるかに身近な入力デバイスとなっています。校庭で撮影したものが教室ですぐに見られます。 タブレットは使いようによっては「いろいろなことができる」ので、今は「どう使っていいか迷ってしまう」のですが、「こう使いたい」という明確な意図が見えてくれば、教室の授業風景が一変するかもしれません。 
 小学生のころ、パソコンもスマホはおろかケータイもなかった昭和生まれの担任。パソコンがない生活、スマホがない生活の方が今は困ってしまいます。就職したころは職場にパソコンは1台くらいしかなかったと思います。今は全教員に1台ずつです。班に一つのタブレットが一人1台になる日も遠い未来ではないかもしれません。


◆10月7日(水)
活動例 4年 理科 ものの温度と体積
町田市の進めている、協同的探究学習の形式での理科の授業に、道具としてタブレットPCを活用してみました。実験の様子を、タブレットPCを使用して写真を2枚撮り、それを視覚的に比較して発表する手法を取り入れました。この手法を児童たちが身に付けるために、事前に3回の授業でステップアップさせながら取り組ませてきました。予想以上のスピードで技能を身に付けていきます。


◆10月28日(水)
活動例 4年 総合 「ふるさとの川、恩田川をみんなが親しめる川にしよう」
町田市のICT活用モデルカリキュラムの4年生での柱である「恩田川プロジェクト」が始まります。ミスターマチロクから出されたミッションを成功させるべく、恩田川の観察に出かけました。白鷺や鴨だけでなく、カワセミも見ることができました。魚もいろいろ。名前のわからない昆虫や植物も。看板もいろいろあったし、川の両側には謎の穴。川からちょっと離れたところにある細い水路は何? 


◆11月13日(金)
活動例 4年 総合 恩田川実地調査2回目(初めてタブレットPC持ち出し)

町田市のICT活用モデルカリキュラムの4年生の「恩田川プロジェクト」、2回目の実地調査です。今回は、デジタルカメラやタブレットPCをグループに1台持たせての実地調査です。デジタル機器を持ち出しての調査活動は初めてだったので、児童はかなり興奮気味。前回はきちんとできた歩行マナー、今回は活動中の遊歩道で撮影に夢中になってしまい他の通行者の方々への配慮ができなくなってしまったのが課題でした。


◆11月26日(木)
活動例 4年 総合 恩田川の学習(初めてのインタビュー)

4年生が取り組んでいる恩田川学習、今日はゲストティーチャーをお招きし、子供たちがこれまでの学習で抱いた疑問に答えていただきました。お父様がお撮りになったという80年前の恩田川の写真もご持参いただき、昔と今の違いを中心にお話しいただきました。子供たちはタブレットPCを活用して初めてのインタビュー活動でした。機器の操作に慣れてないため時間がかかってしまいましたが、長時間の活動に気持ちよくお付き合いいただき、率直にいろいろなことをお話しいただいたゲストティーチャー様に感謝です。このようなご厚意に支えられて、学校の初めての取り組みはなんとか漕ぎだしていけます。


◆11月30日(月)
活動例
 4年 恩田川の授業(2回目のインタビュー)

今日はゲストティーチャーの先生をお迎えする2回目の授業。鶴見川源流ネットワークから川の環境を改善する活動をしている先生をお迎えして、恩田川の流域のこと、そこに棲む生物のことについてお話しいただきました。今日は全体でお話を伺ったあと、代表児童が質問するのを、これもまた代表児童がビデオ撮影する形式をとりました。とても丁寧にお話しいただいたゲストティーチャーの先生に感謝です。


◆12月1日(火)
活動例
 4年 恩田川の授業(3回目のインタビュー)
今日はいよいよ3回目のゲストティーチャーインタビュー。恩田川の上流にある本町田東小学校の校長先生をお招きして授業でした。本町田地域にお住まいの昔の方から伺ったという昔の子供の遊びや、川の上流のお話をたっぷり聞かせていただき、質問にも丁寧に答えていただきました。3回のインタビューで疑問もだいぶ解消し、さあ、いよいよ学習のまとめになっていきます。いままで調べたことを元に、「恩田川がどのような川になっていったらいいか」を考えていきます。



◆12月14(月)
活動例
 4年 恩田川の授業(調べたことのまとめと台本作り)
町田市の進めているICTモデルカリキュラム実証校の取組4年生編の恩田川の授業です。この単元もそろそろ大詰め。調べたことをまとめて発表する準備です。発表のおおよその台本を考えた上で、タブレットに開いたたくさんの資料を取捨選択し、並べ順を考えています。それをもとにさらに台本を練り上げ、読む練習をします。次回はリハーサルに入るグループもあるので、大型テレビを4台教室にいれ、学習環境を整えました。


◆12月15日(火)
活動例
 4年 恩田川の授業(発表リハーサルと台本の推敲)
文部科学省の「ICTを活用した教育推進自治体応援事業」の一環として進めている「恩田川の授業」のVTR撮影が行われました。このVTRは、全国複数の自治体のICT活用事業紹介として編集され、完成後は文部科学省のホームページで公開されることになっています。撮影業者のビデオカメラやガンマイクに気をとられることなく、子供たちはしっかりと学習活動に取り組んでいました。台本にそってまとめたことをプレゼンテーション(リハーサル)して、他の班から改善意見をもらい、納得できたら直していきます。全員が能動的に活動している授業でした。様子を見学に来られた文部科学省情報教育課の方や、大学の先生、日本視聴覚教育協会の方などから、お褒めの言葉をいただき、あわせて改善点をご指摘いただきました。

 他の班の発表を支援するためのアドバイスシートがポイントを絞り込んでいてとても良い
 机を1台にしてグループ活動することで、話し合いや作業の集中度が高まっている
   (4人グループで作業していても、「お客さん」になっている児童がいないで、全員が能動的に活動している)
 台本を先に作ったことで、プレゼンテーションの内容が途中でぶれない
 大型テレビを複数入れたことで、プレゼン内容の進化をマルチ画面で確認できた
 


◆12月18日(金)
活動例
 5年 町田のいいところCM作り スタート

校内研究の都合で、しばらく4年生が独占状態だったタブレットPCが、また全校で使えるようになりました。さっそく5年生は、ICTモデルカリキュラムの学年重点テーマである「町田のいいところCM作り」にとりかかりました。5年生の総合的な学習の時間はお米の学習が中心でした。これから3学期にかけて、この学習に取り組んでいきます。



◆1月22日(金)
活動例
 5年 係の活動報告会で機器操作の練習

5年生は、CM作りと並行して、タブレット機器操作に慣れようと、いろいろな活動で使って練習しています。機器操作は、「習うより慣れろ」という言葉通りで、機器の台数がたくさんほしいところです。今日はクラスの係活動の報告の機会を利用して、試行錯誤しながら機器操作に慣れていってます。


◆2月5日(金)
活動例
 6年 町田の未来作り 市役所への取材

4年生・5年生が中心にタブレットPCを使用するため、なかなか6年生が使用できる回数が保障できず6年生には申し訳ない状態が続いていました。ICTモデルカリキュラムの一つ、総合的な学習の時間で「いいことふくらむ町田をもっとふくらませよう!」と、町田市をどうやってもっと素敵な町にしていくかの学習をしています。本やウェブサイトで調べるだけでなく、「市役所の方に自分たちの聞きたいことを直接教えていただけないだろうか?」と問い合わせたところ、教育委員会のご尽力で訪問学習を行う機会をいただきました。市のバスまで出していただいて、6年生の代表児童20名ほどが市役所へ。地下駐車場からエレベーターで10階に上がり、質問をお願いしていた市役所各課の皆さんから会議室でお話を伺いました。最初にお願いした質問だけでなく、たくさんのことを資料まで揃えて教えていただきました。市役所の皆様のご配慮に感謝感激です。子供たちも緊張感の中で、いつも以上に熱心に質問し、メモをとったり、タブレットを使って記録してきました。


◆2月9日(火)
活動例
 6年 町田の未来作り 授業公開

6年生の「いいことふくらむ町田をもっとふくらませよう!」学習の授業公開でした。4年生中心にタブレットPCを使ってきたために、今回の6年生は従来型の調べ学習や発表となっています。それでも。およそ半分のグループは壁新聞ではなくプレゼンテーションソフトを利用しての発表に取り組んだのが昨年度までとの変化です。タブレットPCを導入したことで、今まで学校にあったICT機器をより活発に使用していこうという動きが高まっています。5年生や保護者の方々への紹介ですが、他校の先生にも参観いただきました。


◆2月9日(火)
活動例
 4年 恩田川の授業 (発表報告会) 授業公開

町田市ICTモデルカリキュラムの先行実証取組として進めてきた4年生の恩田川学習。その集大成の発表会です。例年2月に本校で行っている“保護者・地域の方への授業公開”という形をとりましたが、坂本教育長並びに高橋教育委員をはじめとする町田市教育委員会の皆さんや、市の環境政策課の方々、学芸大学の加藤先生、授業の講師をしていただいた鶴見川ネットワークの関係者様、企業の皆さん、他校の先生方、など、多くの方々に参観いただきました。機器のトラブルで途中で映像が映せなくなったりするハプニングもありましたが、ほぼ時間通りに進行できました。限られた時間の中、題材の情報収集がまだまだ足りないため、どこのグループの発表も似通ってしまうと言う課題は残りました。また、この学習をして、これからどのように行動に移すのかが次の取組になります。それでも、緊張感いっぱいの中でも児童たちがあたりまえのようにタブレットPCを使いこなしている姿に、保護者の方が感心することしきりでした。このスキルを来年度以降も伸ばしていけるよう、そしてそれを活用した学ぶ力を一層伸ばしていけるよう、今後も取り組んでまいります。


◆2月24日(水)
活動例
 5年 町田のいいところCM作り 頑張っています

ICTモデルカリキュラムの検証授業第3弾、5年生の総合的な学習の時間で取り組んでいます。4年や6年の取り組みとは異なり、「見せる」作品作りのため、今まで使用してきたソフトでは物足りなくなり、新たなソフトをタブレットに導入。ところが、そのとたんにタブレットの調子に異変が…。相性問題なのか、容量の問題か、使用しているうちにWindowsが立ち上がらなくなって…。5年生、ただでさえ少ないタブレットを苦労して使い回して使っています。機器の不調で、苦戦中です。


◆2月29日(月)
活動例
 5年 町田のいいところCM作り その3

今月中の完成を目指してきましたが、機器のトラブルでなかなか先に進めず、ようやく中間発表です。今日はクラスの他のグループに作品を見せあい、意見交換しました。たくさんもらえたアドバイスを受けて、最終的な調整をしていきます。各グループ特徴的な作り方をし、作品も個性的です。子供たちは、これまでの活動を通して、「どれが一番か」ではなく、「どうしたらもっと面白く、わかりやすくなるか」といいう視点でアドバイスできるようになっています。また、そのアドバイスをもとに、できるかぎりの手直しに取り組もうとしています。どの学年の子供たちも、教員の予想よりもはるかに短時間に技能が上達しますし、約束を守って活動できています。