二宮金次郎(1787年~1856年)


 二宮金次郎(二宮尊徳)は、江戸時代、小田原近くの村の農民の子として生まれました。
金次郎は、朝暗いうちから夜おそくまで、汗と泥にまみれて一生けんめいに働きました。
勉強が好きで、余裕ができればわずかな時間もむだにしないで勉強をしました。
文字を学ぶため、箱に砂を入れ、棒で書いては消すことをくりかえしたと伝えられています。

 貧しかった金次郎ですが、荒れ地をたがやして米をつくり、あまった米をお金にかえ、
お金がたまると土地を買うことをくりかえし、23歳の若さでりっぱな土地もちとなりました。
金次郎は一生を世の中のためにささげ、大ききんで困っていた関東や東北の多くの農村や藩のために働き、
多くの人々を救ったということです。



 この像が町田第一小学校にいつごろ建ったのかは不明ですが、おそらく昭和のはじめ頃に建てられたものと思われます。
木造校舎の正面玄関の右側に建っていたようです。

昭和44年頃、今の鉄筋コンクリートの校舎にするための工事中、取りこわされ、長く倉庫に眠っていました。
平成20年、創立135周年の年にあたり、この像を修復し、ここに建て直すことができました。
この金次郎の像から、金次郎が実践した、勤勉、倹約、共生の精神を子どもたちに伝えていきたいと思います。