一言
校長先生の

1月17日(水)  

『大人の背中を見て育つ子供』
      
 出勤の時、電車のホームで見かけた光景です。小さな子供の手を引いた若いお母さんでしょう。きっと保育園か幼稚園に子供を預けて会社に出勤するところだったかも知れません。急いでいたのでしょう。階段を駆け下り、子供の手を引いて、ドアの閉まりかけていた電車に飛び乗りました。「間に合ったあ。ああよかった遅れなくて。」とお母さんは、内心ほっとしたでしょう。でも、本当にこれってよかったのでしょうか。手を引かれて一緒に電車に飛び乗ったその子は、このお母さんの行動を正しい行動と認識してしまいます。電車は駆け下りて間に合えば、ドアが閉まりかけていても、飛び乗っていいんだ。そういう行動様式が知らず知らず身に付いてしまいます。横断歩道のない車道を横断していて、交通事故に遭い亡くなった小学生がいました。普段から近くの大人たちは横断歩道が遠いといって道路を渡っていました。知らず知らず大人の作った行動様式が子供たちにも伝わってしまうのですね。車が来なければ渡ってもいいんだ。注意力の低い子供は十分な確認もせずに飛び出します。ちょっとしたことですが、気をつけないと子供たちは見て覚えます。歩きスマホ、ポイ捨て、信号無視、自転車の暴走等。私も大人の一人として気をつけなければと思います。